家族葬の参列者

通常のお葬式でも招待する人の選定は大変な仕事ですが、まして少人数で行う家族葬の場合、選定についてはいろいろと気を遣わなければならないことがあります。通常でも遠くに住んでいると普段の付き合いの様子があまりわからないようなことが多いので、まずはその情報を調べてリストアップすることが必要です。親族といっても老齢であまり付き合いがないと状況が分からないことが多々あります。どこまで呼ぶかは一番悩むことですが、家族とこの人は参列してもらうと決めた親族で、よく相談するようにしましょう。

親族を選定する場合はどの範囲にするか、理解を得られるか等を十分検討する必要があります。呼ぶか呼ばないか悩む場合は、後でなぜ呼ばなかったのといわれるよりは呼ぶ方が無難でしょう。また呼ばなかった場合、訃報は知らせず、後に家族葬で行った旨を手紙で知らせる方がいい場合もあります。どうしても知らせる必要がある場合やすでに知られている場合は、家族葬で行うため参列は見合わせてほしい旨の丁寧な説明が必要です。

同様に、親しかった人の選定も難しいものです。家族ぐるみの付き合いとかよほど普段から名前が出ていた人に絞る等の基準が必要になります。参列する側にも注意が必要です。家族葬で行う旨の知らせを受け取った場合は、一般的には参列を控えた方がいいでしょう。参列する場合はその旨をお知らせした上で、お焼香のみを行う等の配慮が必要になります。

状況によって異なりますが、招待があり、参列する人は通常のお葬式と同じように一応香典を用意しておき、遺族の意向や状況によって判断します。また家族がぜひお別れをしてほしいと願った人なのですから食事のお誘いがあれば受ける方がいいでしょう。